美味しさの秘密1 やまなか家 肉

国産・海外産・「やまなか家産」

国産・海外産・「やまなか家産」

高いお金を払って、美味しいお肉を食べられるのは当然のこと。やまなか家が目指しているのは、それとは違う「手頃な価格」で美味しいお肉をたくさん楽しんでもらうこと。国産でも海外産でもなく「やまなか家のお肉」として味わってもらうために、手間暇を惜しまず取り組んでいます。

株式会社にまいばしミート 代表取締役社長 佐藤博茂

美味しさを追求 一件一件、注文を受けてから

美味しさを追求 一件一件、注文を受けてから

美味しさを追求 一件一件、注文を受けてから

焼き肉店の中には、加工センターで事前に小分けにして提供するお店もあるようですが、それでは表面が乾いたり、温度が上がったり「肉の旨味」が逃げてしまいます。スタッフも「自分の商品」として愛情や責任を持つことも難しくなってしまいます。やまなか家ではお客様にできるだけ美味しく味わってもらえるように、またスタッフ一人一人が商品にプライドを持てるように、店舗ごとに手作業で切り分けるようにしています。「所詮は切るだけでしょ」と思った方もいるかもしれませんが、これが意外に大変。お肉の種類・部位によって、包丁を押したり、引いたり、切り分け方も様々。余計な脂身を取り除き、焼いてすぐに食べられる状態まで切り分けるには、力も要るし、技術も必要なのです。やまなか家のスタッフは手に擦り傷をたくさん作りながら、この技術の習得に努めています。

安定供給を追及 一頭一頭、こだわりの仕入れ

安定供給を追及 一頭一頭、こだわりの仕入れ

安定供給を追及 一頭一頭、こだわりの仕入れ

美味しくて安全なお肉を、できるだけ安価で味わってもらえるように、やまなか家はお肉の仕入れにもこだわっています。肉の仕入れ先を担当する「にまいばしミート(岩手県花巻市)」とは30年来の付き合い。安さ見合いでコロコロ業者を変えるのではなく、信頼のおけるパートナーと「より良い品質のものはないか」「早く納品できないのか」意見をぶつけ合いながら、より良い仕入れ・加工を追求してきました。過去にBSE(狂牛病)で世間が揺れた頃。「牛肉がダメなら豚肉を」という焼肉店もあったようですが、やまなか家は「訪れたお客様をがっかりさせたくない」その一心でいつもと変わらぬ供給を貫きました。お客様は一時減少しましたが、むしろ、私達の取り組みを意気に感じてくれたファンが増えるきっかけにもなりました。

やまなか家産を追求 これまでも。これからも。

やまなか家産を追求 これまでも。これからも。

やまなか家産を追求 これまでも。これからも。

創業からかれこれ30年余。「これまで上手くいったから」「今上手くいっているから」そんな風に過去のやり方に甘んじることはありません。週1回、経営陣・全部署の部長を集めて試食会を実施して肉の味・品質をチェックしています。毎週月曜日には本社で、にまいばしミートの社長と打ち合わせを行い、その週仕入れた肉の振り返りと、今後の仕入れ方針について協議を重ねています。効率・採算重視が当たり前の今の世の中。時代の流れに逆行しているかもしれませんが、その先にお客様の笑顔があるなら、やまなか家はこれからも手間暇を惜しまず、一丸となって取り組んでいきます。